「ラフ」劇場用映画 2006年

(美術監督補佐として)

 

監督/大谷健太郎    美術/都築雄二  出演/長澤まさみ・ 速水もこみち ほか

 

学校の寮は「相模女子大」敷地の中にある、本当に元々寮だった建物をお借りした。今や廃屋・物置となってはいたが、建物は実にすばらしい設計で、私は感動しっぱなしだった。

室内・外と、ぐるっと撮影に使用するので、美術部ビフォー・アフター隊としてはとてもやりがいのある仕事だった。 また、現存の桜が、一層の引き立てをしてくれた。

場所を提供して下さった学校関係者の皆様、この場所を探し、交渉してくれたスッタフに感謝せずにはいられない。美術部が良い仕事ができるのも、良い絵がとれるのもこの事前のロケハンやロケ交渉にかかっている部分は大きい。

 

美術部としては恐ろしくタイトな時間の中で、綿密なスケジュールを組み、撮影に挑んだ。

決勝の舞台は茨城県ひたちなか市。東宝撮影所から美術部は大所帯で先発。

プールの飾りは単純なパネルを立てるだけではあるが、何たって1枚1枚がでかい。一辺25メートル、ぐるりと廻って100メートルをパネルの順番を間違えないように、何往復もしながらの準備は足がパンパンに。 模型を使っての事前の打ち合わせが功を奏し、大道具の皆さんはリズムよく4?5時間で建て込み完成!撮影最終日、既にてっぺん(午前0時)を回り、朝の4時頃がバラしのピークに。撮影、照明、録音、美術、装飾、制作部、、、それぞれがそれぞれの立場で機材を一気にトラックへ詰め込む。 チームワークの良さで、何とか2?3時間で撤収完了。既に夜が白々と開けた頃にホテルへ到着。次の出発まで2時間くらいしかないので、ロビーのソファで仮眠。これまでにいくらでも過酷な現場を体験してきたが、今回もなかなか。「超段取り・超タイト」でキツキツが連続の毎日でした。

ラフ

「プール」最終シーン。プールの模型を造り、役者の位置、セットの高さ、カメラアングルなどを検証する。

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